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…ら反復の概念を語る。ジャクリーヌ・コーも指摘するように、それは「アメリカの反復音楽の徹底的な機械的動きとは何の関係もない」(Caux, 2002)。《細胞75》で繰り返されるピアノと打楽器によるモチーフは、小さな細胞が形を変えながら分裂し増殖していくかのように、徐々に変容しては破裂へ向かい、度々リセットされては小さな反復に立ち返ることを繰り返す。じわじわと爆発へと向かってゆく展開をたびたび繰り返す楽曲構造も、現れる度に異なる姿形をもった「反復」によっている。 例えば「Taut…
…line Caux(ジャクリーヌ・コー)による最新作<Bad Girls des Musiques Arabes - du VIIIè siècle jusqu'à nos jours >、クラウドファンディングでの資金調達は3月3日現在、残り12日にして目標額の15000ユーロの38%を集めています。なかなかスリリングな状況です。 ジャクリーヌ・コーとこの映画「Bad Girs」について、作曲家の渡辺愛さんに詳しくご寄稿いただいています。 association-presq…
…line Caux(ジャクリーヌ・コー)による最新作『Bad Girls des Musiques Arabes - du VIIIè siècle jusqu'à nos jours』についてどうしても言わせて!ということで、今日はわたくし渡辺愛が寄稿いたします。 リュック・フェラーリのドキュメンタリー『Presque Rien avec Luc Ferrari』やジェフ・ミルズ主演映画『Man From Tomorrow』で知られる女性監督、ジャクリーヌ・コー。 その最新…
…line Caux(ジャクリーヌ・コー)による最新作<Bad Girls des Musiques Arabes - du VIIIè siècle jusqu'à nos jours >、先月26日に開催されたルーブル美術館でのプレミア上映も満席だったそうです。 現在クラウドファウンディングで支援を募集中とのことで、予告編リンクを貼っておきます。 TRAILER - Bad Girls des Musiques Arabes - du VIIIè siècle jusqu'…
…ine Caux (ジャクリーヌ・コー)の最新作 Bad Girls des Musique Arabes du Vllle siècle à nos jours のプレミア上映が1月25日にルーブル美術館で行われます。彼女と夫で音楽学者の故ダニエル・コーのライフワークであるアラブ音楽と女性をテーマにした作品だそうです。 東京で昨年30日に開催されたリュック・フェラーリ生誕90周年企画<Stereo Spasms>は大いに盛り上がった模様です。もともと可塑度の非常に高い<Ta…
…像上の自伝 作者: ジャクリーヌコー,Jacqueline Caux,椎名亮輔 出版社/メーカー: 現代思潮新社 発売日: 2006/03/01 メディア: 単行本 購入: 2人 クリック: 4回 この商品を含むブログ (11件) を見る ↑ジャクリーヌ・コーの著書からはフェラーリとシェフェール、そして意外にもシェーファーとの関わりについても確認することができる 5. メディア以前の音楽 ーーーータイトルは釣り糸のことですか? 「そうですね、ナイロン・ライン」 ーーーーそれは…
…てもらった映画の監督ジャクリーヌ・コーもアグレッシブな人です。彼女たちには今後もまだまだ活躍していただきたいです。」 ブリュンヒルドはその後も単独来日している ーーーーそろそろお別れの時間になりました。 最後にフェラーリについて、もしくはフェラーリ夫妻についての印象を一言お願いします。 「アテンドしていてラクな人たちというか、まったく驕ったところがない、とても付き合いやすい人たちです。ただ、録音するサウンドスケープに関しては品評が厳しかった。やはりフェラーリという人は耳が鋭い…
…ー映画を監督しているジャクリーヌ・コーと、「Le Banquet」が展示されたマドリッドでのCharivaria展の記事でも登場したANDREA ZARZA、そしてヘールシュピールのスペシャリストであるAndrea Cohenという三人を迎えます。音響を軸にした、三人三様のリュック・フェラーリへのアプローチがどのような話になるのか、興味をそそるトークになりそうです。 【6日目】 2月12日はÁine O'Dwyer & GRAHAM LAMBKIN PERFORM < UNH…
…として活躍目覚ましいジャクリーヌ・コー監督 による「リュック・フェラーリとほとんど何もない」(2005)、 12日にはGRMのコレクションからピョートル・カムラー監督作(作品名未定)が、 13日には1977年に音楽で参加した「ボリス・ヴィアンの肖像」の中の「弟子」、 そして最終日の14日には、若き日のリュック・フェラーリが彼に面会するためにアメリカまで出向き、「大いなるリハーサルシリーズ」として企画されながらもその急逝によりプランを急遽変更して制作された「エドガー・ヴァレーズ…
…年。 コーCaux、ジャクリーヌJacqueline『リュック・フェラーリとほとんど何もない』(椎名亮輔訳)現代思潮新社、2006年。 Ferrari, Luc, parcours confus, Association Presque Rien autour de Luc Ferrari, Paris, 1999 - . フェラーリFerrari、リュックLuc『センチメンタル・テールズ あるいは自伝としての芸術』(椎名亮輔訳)アルテス・パブリッシング、2016年。 ヤウス…
…何もない」を製作したジャクリーヌ・コー監督による同名本(日本語版「リュック・フェラーリとほとんど何もない」椎名亮輔:訳)によっても読めます。 〖読み込む度〗年譜だけなのに、なぜかリュックさんの「人となり」がしみじみと伝わってくる感じ。 【5.media】 その左隣の"media"も先ほどの”work”同様に ・Bibliography ・Interviews ・Films の3つに階層化されています。 ”Bibliography”では1959年から2017年までのリュック・フ…
…本語字幕付き 監督 ジャクリーヌ・コー、オリヴィエ・パスカル 出演 リュック・フェラーリ、エリックM ほか 料金 予約・前売 ¥ 2,000 当日 ¥2,500 アーティスト(卵含む)割 自己申告で ¥300引き! ご予約・お問合せ semba_karc@merry.pink 「リュック・フェラーリとほとんど何もない」の日本語字幕付きでの上映は相当レア! また今回上演される作品はどれもが個性的で、リュック・フェラーリの多彩さを知るにとっておきの、とっても気持ち良く楽しんでいた…
…orrow」が話題のジャクリーヌ・コー監督「Presque Rien avec Luc Ferrari - リュック・フェラーリとほとんど何もない」が日本語字幕つきで特別上映されます。 関西以外からもぜひ駆けつけたいこの豪華プログラム、プレゼントもあるそうなので、ぜひ早めのご予約を! ご予約はこちらへ→ semba_karc@merry.pink (以下Semba Sounds 4 : Luc FerrariーFacebookプログラムページより) 今年の「センバ・サウンズ」…
…プレイベント会場ではジャクリーヌ・コー監督による「Presque Rien avec Luc Ferrari」の参考上映や、CDの試聴ができたそうです。 16時からはCD-BOX ”prix Presque Rien prize”に収録されている作曲家委細昌嗣さんによるミニ・コンサート。心地よいギター演奏が会場を満たしました。 Masashi Isai solo guitar masashisai001’s blog お客様の入れ替えを経て午後6時半からはメインイベントとなる…
…ーム・ハンセンさん(ジャクリーヌ・コー監督の本「Almost Nothing with Luc Ferrari (リュック・フェラーリとほとんど何もない」英訳者)によるものです。 さらに Pierre-Yves Macé さんと David Sansonさんによるインタビューも収録されています。 写真を見ているだけでも今すぐ手に入れたくなってしまうこの本、このサイトからは既に注文できるようです。日本では誰が一番に手に入れるのでしょうか。 (なお現状ではまだリュック・フェラーリ…
…フランソワ・ベール、ジャクリーヌ・コー、アリス・ベルジェ、クリストフ・ハウザー、アンヌ・ミュクセルの各氏。 ぜひ以下から46号をご覧ください。 広報誌「奏」|公益財団法人 日本室内楽振興財団 最後にちょっとしたお遊びですが、年始にツイートしてなぜか好評いただきました「リュック・フェラーリ作品イントロ検定」。一級を取ったというツイートはまだないようです。難易度にもその時その時で当たり外れがあるようです。今がチャンスかも。 ぜひ一級を獲得して教えてください! Luc Ferrar…
…ほとんど何もない」(ジャクリーヌ・コー著、椎名亮輔訳、現代思潮新社2006,Presque rien avec Luc Ferrari entretiens textes et autobiographies imaginaires , Jacqueline Caux,Main d'Oeuvre 2002)”parcours confus"(Association Presque Rien 黄色・青版)および ” Portraits polychromes (INA 2001…
…・フェラーリ夫人と、ジャクリーヌ・コー「ほとんど何もない」を英訳したジェローム・ハンセン氏によるもののようです。 なお、プレスク・リヤン協会本部のウェブサイトは随時更新され、日本語でのイベント情報も掲載されているだけではなく、リュック・フェラーリ作品の一部視聴もできちゃうという、とっても親切なサイトです。 ぜひ一度、プレスク・リヤン協会本部のウェブサイトをご覧ください。 【関連過去記事】 2016年1月のリュック・フェラーリ関連イベント(欧州ならびに日本)(1月10日追記) …
…もよく取り上げてきたジャクリーヌ・コー監督による<< Presque Rien avec Luc Ferrari >>のDVDがイタリアのレーベルElicaより発売されました。 また<< Archives Génétiquement Modifiées / Société II >>がRobot Recordsより、そしてキャロサンプからリュック・フェラーリの2003年の来日時に西麻布のSuperDeluxeで大友良英さんと共演したライヴ音源をCD化した「水から救われたアーカ…
…でも知られる映画監督ジャクリーヌ・コーによる本『リュック・フェラーリとほとんど何もない 』(原題”Presque Rien avec Luc Ferrari”、日本語訳は現代思潮新社)の中でも印象的に引用されていましたが、引用がランダムで、またその全貌までは明らかになっていませんでした。 今回の『リュック・フェラーリ センチメンタル・テールズ──あるいは自伝としての芸術』では1970年から1992年までに書かれた(とされる)全18篇を完訳して収録しています。 書かれた(とされ…
…す。 著者・訳者にはジャクリーヌ・コー著『リュック・フェラーリとほとんど何もない』(現代思潮新社)の翻訳を初めとして日本におけるリュック・フェラーリ研究の第一人者であり、また『デオダ・ド・セヴラック 南仏の風、郷愁の音画』で第21回吉田秀和賞を受賞している椎名亮輔さん、そしてドイツ語部分の翻訳ならびに解説にドイツのヘールシュピールの研究者であり、リュック・フェラーリのドイツ語作品の翻訳も手がけてきた筒井はる香さんが携わっています。 この本『リュック・フェラーリ センチメンタル…
…す。 著者・訳者にはジャクリーヌ・コー著『リュック・フェラーリとほとんど何もない』(現代思潮新社)の翻訳を初めとして日本におけるリュック・フェラーリ研究の第一人者であり、また『デオダ・ド・セヴラック 南仏の風、郷愁の音画』で第21回吉田秀和賞を受賞している椎名亮輔さん、そしてドイツ語部分の翻訳ならびに解説にドイツのヘールシュピールの研究者であり、リュック・フェラーリのドイツ語作品の翻訳も手がけてきた筒井はる香さんが携わっています。 この本『リュック・フェラーリ センチメンタル…
…rrow”の上映会とジャクリーヌ・コー監督とジェフ・ミルズを迎えてのトークセッションもまた大盛況だった模様です。 この映画は昨年日本でも上映され、東京では追加上映が行われるほどの人気でもありましたが、1年経った今でもリピーターが続出しているようですね。 日本でも”リュック・フェラーリとほとんど何もない”をはじめとする彼女の作品が継続的に紹介されていくと思います。 なおこれらのイベントはどれもほぼ満員の大盛況だった模様です。 さて、 毎月冒頭はフランスのプレスク・リヤン協会(A…
…上げます。 あの日、ジャクリーヌ・コー来日に係る潜入捜査を終えた私は日本を離れ、一旦はフランスに着いたものの、あの懐かしい傍受室には一度も寄ることなく放浪を続け、今はここコルビエールで暮らしています。 いえ、コルビエールに戻った、といったほうが正しいでしょう。 わたしのほんとうの名前は、シャンタルといいます。 コルビエールの片田舎に住む、どこにでもいる村娘でした。 結婚もしていましてね、夫もここで生まれ育った人間です。 子どももいます。びっくりでしょう?少佐にも会わせたかった…
…。 続いて第9位! ジャクリーヌ・コー監督、ベスト・ドキュメンタリー賞に輝く! 今月冒頭のブログでもお届けしましたが、「リュック・フェラーリとほとんど何もない」で知られるジャクリーヌ・コー監督の最新作、”Hadda Ouakki - a Rebel Singer”がSACEMの"Award for the Best Musical Creative Documentary"に輝き、11月26日にパリの”Auditorium du Louvre”でプレミア公開されました。 今春…
…何もない』で知られるジャクリーヌ・コー監督の最新作”Hadda Ouakki - a Rebel Singer”がSACEMの"Award for the Best Musical Creative Documentary"に輝いたことを受け、11月26日にパリの”Auditorium du Louvre”でプレミア公開されました。 ルーブル美術館では今年の2月にもプレミア公開がありましたが、1年に2度もプレミアがあるのは、本当に素晴らしいですね。 日本でもジェフ・ミルズのド…
…験音楽』(水声社)、ジャクリーヌ・コー『リュック・フェラーリとほとんど何もない』(現代思潮新社)などがある。プレスク・リヤン賞2013では日本からは初めてとなる審査員をつとめた。 檜垣 智也 (Tomonari Higaki) 現代音楽分野、特に電子音楽の創作と演奏を行っている。フランスの国営視聴覚研究所音楽研究グループ、カールスルーエ・メディア・アート・センター、フュチュラ国際電子音楽祭など主にヨーロッパの研究所や音楽祭を中心に多数の委嘱を得て招待公演に招かれている。201…
…とした作品で知られるジャクリーヌ・コー監督、今年はジェフ・ミルズ氏とともに”Man from Tomorrow”をひっさげて来日されましたが、7月8日に”Festival Paris Cinema”の一環としてオペラ座のゴーモン劇場で上映されたようです。ゴーモン劇場で上映されるなんて、本当にすごいことですね。 Jacqueline Caux ::: News ・今年も昨年に引き続き、リュック・フェラーリの命日にあたる8月22日、ツイッター上での企画を行いたいと思っております。…
…れ、先日来日もされたジャクリーヌ・コー(Jacqueline Caux)監督のトピックをお伝えします。 先日日本で開催された最新作”Man From Tomorrow”のワールドプレミアはコー監督とジェフ・ミルズの来日もあり、追加上映まで全席完売という大成功を収めましたが、その後、”ジャクリーヌ・コー監督の作品はどのようなものがあるのか?”という問い合わせを戴きました。 もちろんジャクリーヌ・コー監督の作品といえば、ご存知”Presque Rien avec Luc Ferr…
…タロ少佐:おお、遂にジャクリーヌ・コー監督をキャッチしたか! トルミン伍長:ばっちりです!しかし大盛況でしたよ~上映前に会場で張りこんでたんですが、もうオープンから人、人、人の山!酸欠になるかと思いましたよ。まあそこは得意の匍匐前進で潜入したんですけどね。 ルスタロ少佐:それって、まさかチケット……まあいい、で、どうだった? トルミン伍長:いやー感動しましたよお!デトロイト・テクノの重鎮ジェフ・ミルズの姿に迫る!という触れ込みだったんで、彼の活動を追ったようなドキュメンタリー…