全国二万五千人超のリュック・フェラーリファンのみなさま、こんばんは。
プレスク・リヤン協会日本支局公式ツイッターを普段からご覧いただいている皆様にはタイムライン上でアルバム『センチメンタル・テールズ』が発売以来、特にこの1年ほどは一生懸命プッシュされていたのを不思議に思っておられる方もいらっしゃったかと思います。
今日はいよいよその理由を明らかにしたいと思います!
2016年3月、ついにリュック・フェラーリが最良かつ最強のパートナー、ブリュンヒルド・フェラーリとともに制作したヘールシュピール作品" Contes Sentimentaux (センチメンタル・テールズ)"(CD化されたものは仏shiiinより発売)、そしてこれまで『リュック・フェラーリとほとんどなにもない』(J・コー 著、同名タイトルの映画もあり)で一部分がランダムに紹介されるに過ぎなかった” Autobiographies(自伝) ”の全18話が日本語に訳され、未公開写真や楽譜、さらにリュック・フェラーリおよびドイツのヘールシュピールの歴史の解説までもが加えられた、現代音楽ファン必読の書『リュック・フェラーリ センチメンタル・テールズ──あるいは自伝としての芸術』が、良質の音楽本を多数出版していることでも知られるアルテスパブリッシングから出版されることになりました。
3月発売! リュック・フェラーリの「自伝」とヘールシュピールの傑作《センチメンタル・テールズ》、待望の邦訳! | アルテスパブリッシング
本書は『センチメンタル・テールズ』『自伝』の訳に『リュック・フェラーリ伝』、さらに『ドイツにおけるヘールシュピール小史』という計4つの内容に加え、さらにこれまで一般に公開されてこなかったリュック・フェラーリの写真や楽譜までもが豊富に含まれているという豪華本になっています。
プレスク・リヤン協会日本支局では次回から数回にわけて、この本の魅力と価値にぐいぐいと迫っていきたいと思います。
著者・訳者にはジャクリーヌ・コー著『リュック・フェラーリとほとんど何もない』(現代思潮新社)の翻訳を初めとして日本におけるリュック・フェラーリ研究の第一人者であり、また『デオダ・ド・セヴラック 南仏の風、郷愁の音画』で第21回吉田秀和賞を受賞している椎名亮輔さん、そしてドイツ語部分の翻訳ならびに解説にドイツのヘールシュピールの研究者であり、リュック・フェラーリのドイツ語作品の翻訳も手がけてきた筒井はる香さんが携わっています。
この本『リュック・フェラーリ センチメンタル・テールズ──あるいは自伝としての芸術』は現在アルテスパブリッシングのウェブサイトでの予約受付が始まっています。(プレスク・リヤン協会会員には予約での割引がございます。ご案内メールが届いていない方は日本支局までご連絡ください)
ご予約、また購入方法などにつきましては、ぜひこちらからご覧ください。
3月発売! リュック・フェラーリの「自伝」とヘールシュピールの傑作《センチメンタル・テールズ》、待望の邦訳! | アルテスパブリッシング
またこの4枚組CD「センチメンタル・テールズ」は1月15日現在さきほどの仏Shiiinのサイト並びに日本では以下のリンク先などからも購入できます。
Brunhild & Luc Ferrari "Contes Sentimentaux" [4CD] Shiiin - Art into Life
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