2012-01-01から1年間の記事一覧
どうしても受け入れることができなかった「strathoven」・・・ この作品を受け入れることが出来たのは、なんと更に約9年後の2006年だった。2006年9月23日(土)、私は檜垣智也君と大阪市の平野区にあるお寺・全興寺でアクースマティック・コンサートを企画し…
11月11日(日)に西麻布のSuperDeluxeで行われるイベント、『センチメンタルテールズ 〜in memory of Luc Ferrari〜 8chマルチスピーカーで聴くフェラーリ作品と関連映像作品の上映』のプログラムの詳細についてご説明します(以下、http://d.hatena.ne.jp/c…
足立智美さんのブログから。《Music promenade》への言及もあり。 http://www.adachitomomi.com/j/a/text/ferrari.html
ジャクリーヌ・コー『リュック・フェラーリとほとんど何もない』の中の《思い出の循環》についての記述を以下に引用します。 思い出の循環1995年4月8日音響装置は、観客—聴衆を取り囲む曲線の表面を作るようにしなければならない。しかし、いる場所によって…
こんなものもある。フェラーリについての論文。 http://ci.nii.ac.jp/naid/110000468575
井上郷子さんはフェラーリのピアノ曲を集めたCDも出しておられますが、彼女のフェラーリについての文章は、ここに。 http://japanesecomposers.info/archives/ferrari/ferrari2.html
前回の投稿から早1週間が過ぎてしまいました。前回の締めくくりが「ピンクフロイドの海賊版にしておけば良かった、、」だったので、「おいおい、じゃあリュックフェラーリの作品って面白くないのかよ!」ってなお叱りを頂く気配も漂っているので、というより…
そして、いよいよ、お目にかかるのだが、実際は余りにあがってしまって、聞きたいことを訊くので精一杯で、他のことに余り目がいかなかったというのが正直なところ。ただ、アトリエの壁にかかっていた『世界の起源』の絵と、不思議な上半身だけのマネキンは…
というわけで、1999年、20世紀も押し詰まって、リュック・フェラーリへのインタビューが実現するのであった。場所は、ナシオンのメトロ駅近くの、アトリエ・ポストビリッヒ。これはヴォルテール通りからちょっと入った、ヴォルテール団地(?cité というのを…
インスタレーション『思い出の循環 Cycle des souvenirs』は、パリでは2000年6月に初演された。これは、恐らくその時の準備の写真。http://www.facebook.com/photo.php?fbid=294413017334365&set=pb.292591437516523.-2207520000.1351410070&type=3&theater
リュック・フェラーリの写真。アミアンにて、1967年。これはヴェルゴの『Und so weiter』のジャケットを飾った。
というわけで、いろいろと『ユリイカ』には書かせてもらっていて、一時期、大里さんがフランスにいた頃に担当だった「カルチャーマップ」のフランス篇も、時々、担当させてもらったりした。その時は、それらの連載を一つにまとめて「記憶」についての一書を…
しかし、90年代は何しろ生きるのに精一杯だった、と言っても過言ではない。パリ東洋語学校は容赦なく二年の任期でクビを切られ、いろいろと相談したフランス人教師たち、東大の比較の先輩であるはずのジャン=ジャック・オリガス、東大での恩師であるアラン…
私は1989年の4月から東大助手(フランス語科)として働くことになったので、しばらくはフランスともお別れであった。助手をしばらくやった後で、どこかの常勤の職を得るというのが、当時の普通のパターンだったのだが、それが、音楽学では何のポストもない、…
NISHIKAWA さんのツィートで以下のお店でもけっこう買えるという情報が。 パララックス・レコード http://parallaxrecords.jp/三条通、御幸町通り辺にあるようです。こんど、行ってみよっと。
京都ではやはりJEUGIAでしょうね。私は三条本店によく行っていました。(今は京都に住んでいないのでそれほど行かない。)本店なので多分一番大きい。 http://www.jeugia.co.jp/info/shop/sanjo.html 四条店もあります。 http://www.jeugia.co.jp/info/shop/…
その大里さんもやはり、リュック・フェラーリのファンであった。(そして、近藤譲ファンでも!彼は、近藤譲の初期作品 ― おお、タイトルを忘れた、トランペットソロの作品だったと思う ― の貴重な音源を持っていて、それを日本に一時帰国していた時に、彼の…
http://zerogravity1996.blogspot.jp/2012/10/contes-sentimentaux.html
【『センチメンタル・テールズ』日程、ご予約、お問い合わせ先一覧】11月5日(月)〜11月9日(金) インスタレーション『思い出の循環』 会場:同志社女子大学(京都府京田辺市)mscギャラリー 時間:9:30〜18:00 入場料:無料 問い合わせ先:同志社女子…
こうして「ラジオ・ドラマからヘールシュピールへ」でも述べたように、私がリュック・フェラーリと出会ったのは、近藤譲の著書『線の音楽』の中でが最初であった。そこには、何も手つかずの環境音がただひたすら録音されているだけの作品として《ほとんど何…
ああ、何てややこしい。というわけで、「Numero Quatro ヌメロ・クアトロ」について、三つの作品で使われていると述べたのだが、ちょっと不安になったので、もう一度《盲人の階段》を聴き直してみた。すると……、ないのである。よーく考えてみると、この《逸…
神戸では、HMVでしょうか。しかし、大阪のタワレコよりは、品揃えが少ない。 http://www.hmv.co.jp/store/SAN/しかし、サイトで検索すると、でるわでるわ。 http://www.hmv.co.jp/search/keyword_Luc+Ferrari/target_SEARCH/type_sr/もう一つは、ジュンク堂…
大阪では梅田マルビル地下にあるタワーレコードが充実しています。 http://tower.jp/store/kinki/UmedaMarubiru単にタワーレコードのサイトで検索しても、こんなにヒット! http://tower.jp/artist/1337667/Luc-Ferrariすごい!
私がLuc Ferrari作品をはじめて聴いたのは、確か大学3〜4年のときだったような気がする。「Acousmatrix 3」というCDを心斎橋のCD屋さんで入手したのがきっかけだった。大阪芸大の音楽工学コースに在籍していたので、授業中にいろいろな電子音楽やミュージッ…
さて、今回上演されるリュック・フェラーリ作品の中で一番、ヘールシュピールらしい(ということは、ラジオで上演されるドラマらしいとも言える)ものは、《ファー・ウエスト・ニュース》No.2 であろう。これは1998年9月にアメリカ演奏旅行をしたフェラーリ…
今回上演させていただく作品「須磨2012 short version」は、「2nd49」「須磨」の2作品の音素材を使用して制作しました(というか、現在制作中です)。 「2nd49」は、2006年、ドイツ国営放送でのヘールシュピール作品として制作した49分49秒の作品で、「父親…
渡辺愛です。2009年2月14日、東京・飯田橋の日仏学院でリュック・フェラーリの作品をいくつかアクースモニウム演奏しました。その際にプログラムに寄稿した文章を転載します。4年も前の文なので、ちょっと恥ずかしいところもありますが...。 なお、「ほとん…
タイトル『私のおうちを壊さないで〜Don't Destroy My Home〜』この作品は主に、私の実家に眠っていたオープンテープに録音されていた、若き日の父や幼い姉や私(?)の声、そして数十年の時を隔ててHDに録音された甥っ子達の声で構成されています。つまり、…
ジャクリーヌ・コー著『リュック・フェラーリとほとんど何もない』の帯の言葉「100人の聴衆に100の音楽がある、私はマイク。」を見てドキッとしたのを覚えている。作品を作るようになってから、ぼんやりと耳を澄ますことが多くなった。 街の中で、電車の中で…
ちなみに、この《逸話的なもの》の最初のエピソード、マドリッドでのそれはまた、「ヌメロ・クアトロ」(4番さん?)というタイトルがあり、まさにその言葉がさまざまな人物によって連呼されるのだが、これは1991年の《盲人の階段》にも登場するし、未発表の…