リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)

フランス現代音楽における重要な作曲家の一人である、リュック・フェラーリ(Luc Ferrari:1929~2005)に関する情報を主に日本語でお伝えします。プレスク・リヤン協会(Association Presque Rien)は彼の友人達によってパリで設立されました。現在もその精力的な活動の下で続々と彼の新しい作品や楽曲、映画、インスタレーションなどが上演されています。 なお、より詳しい情報は、associationpresquerien@gmail.comまでお問い合わせください

【速報!】『プレスク・リヤン賞2013』コンサートが、東京でも開催!

全国2万5千人超のリュック・フェラーリファンのみなさま、こんにちは。

 

またしても時期的にかなり早いお知らせですが、今日のニュースはこの秋、東京の武蔵野美術大学でも「プレスク・リヤン賞2013」のコンサートの開催がめでたく決定しました!というお知らせです。

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(前回お伝えした9月24日の京田辺同志社女子大学でのコンサートについてはぜひこちらをご覧ください)

『プレスク・リヤン賞2013』コンサートがこの秋、京都で開催! - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)

 

 

(ここから少し、初めてこのブログを読まれる方に向け、前回とやや重複する内容になります)

プレスク・リヤン協会主催の下に2年に一度開催されている、リュック・フェラーリの遺したサウンド・アーカイブから着想を得て制作された作品が世界中から集まる国際コンクール、『プレスク・リヤン賞(prix Presque Rien)2013』は昨年審査が行われ、プレスク・リヤン賞2013にはブライアン・ジェイコブ( Bryan Jacobs )氏の« Le La en Le »、次席にはジェイムズ・アンディーン( James Andean )氏の« Déchirure »が選出され、また特に日本からは佐藤亜矢子氏の「small stroll」が見事優秀作(第三位)に輝きました。

さらに最終選考にも多数の日本からの作曲家の作品が残りました。

 

「プレスク・リヤン賞2013」入賞者の紹介です! - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)

 

これらの入選作、最終選考通過作品は既に海外ではラジオ・フランスで重ねて放送された他、GRMスタジオ(パリ、フランス)、”STAGIONE ACUSMATICA 2014"(バーリ、イタリア)等でプレスク・リヤン賞2013の作品が上演されて参りましたが、関係者の方のなみなみならぬご尽力により、ようやく日本でも今秋京都と東京において、まとまった形で上演されることになりました。

 

武蔵野美術大学では今回、音楽並びに文芸を中心とした幅広い分野で精力的に批評を行っていらっしゃる小沼純一氏(早稲田大学文学学術院教授)、また京都会場と同じくリュック・フェラーリの創設した“La Muse en Circuit”(「回路の詩神」協会)の「リュック・フェラーリ・コンクール」受賞者であり作曲家の檜垣智也氏、そしてプレスク・リヤン賞2013の審査員をつとめた椎名亮輔氏(同志社女子大学教授/プレスク・リヤン協会日本支局長)による鼎談が開催されます。

 

ぜひ応援の方をよろしくお願いいたしますとともに、もしお時間に余裕がございましたら、ぜひ会場まで足をお運びくださいませ。

 

プレスク・リヤン賞2013につきましては以下のリンクよりブログを参照下さい。

"プレスク・リヤン賞" - 記事一覧 - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)

 

以下現在時点の情報となります。

(時間等の変更におきましては主催者さまのHPで最新情報をご確認ください)

 

 

 

日時 2014年10月2日(木)午後4時半~(入場無料)

場所 武蔵野美術大学12号館ビデオアトリエ

(東京都小平市:JR「国分寺」駅(北入り口)よりバス約20分、西武国分寺線「鷹の台」駅から徒歩18分)

 

場所リンク交通アクセス|武蔵野美術大学

 

作品演奏:檜垣智也

 

上演プログラム オープニング

1    森藤竜平 Conki Karma issues(Ryouhei Morifuji)

 

 

2 佐藤亜矢子   small stroll (Ayako Sato)

3 永松 ゆか   Foot steps (Yuka Nagamatsu)

4 宮本 貴史   Bone and Cry (Takashi Miyamoto)

5 James Andean Déchirure   

6 Luc Ferrari  Echantillon pour Mime 

 

7(休憩中)森藤竜平 Conki Karma issues (Ryouhei Morifuji)

 

 

8    Bryan Jacobs  Le La en Le (プレスク・リヤン賞2013) 

9   小野寺隼平   circuit LF: anecdote of Asohgi  (Junpei Onodera)

10 委細 昌嗣   oto no tegami (Masashi Isai) 

11 Luc Ferrari  Étude aux sons tendus  

 

演奏:檜垣智也

 

(敬称略)

 

このプログラムは京都と同様、ブリュンヒルドフェラーリ夫人によって制作されたものとなっています。

 

 

特別鼎談

 

小沼純一早稲田大学文学学術院教授・音楽批評家)

・椎名亮輔(同志社女子大学教授・プレスク・リヤン賞2013審査員)

・檜垣智也(同志社女子大学講師・作曲家)

 

(敬称略)

 

 

今後も情報を当ブログ並びにツイッターLuc Ferrari (presquerien_ja)で報告していきますので、よろしくお願いします。

 

 

 

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