全国2万5千人超のリュック・フェラーリファンのみなさま、こんばんは。
皆様ご承知の通り、本年8月22日をもって、リュック・フェラーリは没後10年を迎えます。
今月、ドイツでは彼の特集プログラムがラジオで放送され、またフランスでもFestival FUTURAにおいて彼の「ほとんど何もない」1番から4番までが演奏されます。
10年を経ても彼の曲が演奏され、新しい魅力を次々を発見することができるのは大きな喜びです。
これからはさらに彼の楽曲の可能性を拓いていくような催しが行われていくと思っています。
今日はフランスのプレスク・リヤン協会(Association Presque Rien)本部のウェブサイトに掲載されている情報から、欧州で行われる8月のリュック・フェラーリ関連イベントをお届けします。
(プレスク・リヤン協会の本部のウェブサイトの” NEWS ”ページでは日本語でもニュースを読むことができます。情報の変更・更新は日本語、英仏語で随時行われていますので、最新情報を常にご確認ください)
Luc Ferrari und die Folgen - Prix Presque Rien / Ferrari(r)écouté
Luc Ferrari und die Folgen - Musikalischer Tagesanbruch an der Küste
それぞれの催しについては今後お伝えしていきたいと思っています。
なお、Twitterならびに当ブログでも紹介している通り、本部サイトでは「プレスク・リヤン賞2015」の概要に関する告知が始まっており、また当ブログでも申し込み方法などの解説記事をアップしています。
「プレスク・リヤン賞(prix Presque Rien,Presque Rien prize)2015」が告知されました! - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)
2年に1度、賞金1000ユーロ、年齢経験等も一切不問、条件はただ一つ「リュック・フェラーリが録音し(プレスク・リヤン協会によってアーカイブされ)たサウンド・ファイルを使用」して作品を制作するというユニークなコンクールで、作曲家はもちろん、映像やダンスなども含め広く芸術家へ門戸を開いています。
日本でも各地でポスターの掲示をしていただいてます。
いよいよ締め切りは来月末と迫ってきました。
既に応募作も続々と届き始めているようですが、今からダークホースとなる作品が登場するかもしれませんね。
なお、本部サイトに掲載されている情報は仏プレスク・リヤン協会ならびに日本支局に連絡をいただいている公式イベント等を掲載しています。
最後にプレスク・リヤン協会会員の皆様へイベントのお知らせです。
9月11日から13日まで、岐阜・サラマンカホールにおきまして「サラマンカホール電子音響音楽祭」が開催されます。
このイベントには昨年のプレスク・リヤン賞2013コンサートで演奏、対談をしていただいた檜垣智也さんや川崎弘二さんの出演、出品の他、ピエール・アンリのドキュメンタリーも上映されるとのことです。(リュック・フェラーリ作品の演奏はありません)
先月の愛知芸術文化センターでのリュック・フェラーリコンサートは素晴らしい盛り上がりを見せたようです。中京圏での盛り上がりが、ぜひ来月の岐阜での成功につながって欲しいですね。
ピエール・アンリの最新映像はこちらでご覧いただけます。
【関連過去記事】
2015年7月のリュック・フェラーリ関連イベント(欧州ならびに日本) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)
2015年6月のリュック・フェラーリ関連イベント(欧州) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)
2015年5月のリュック・フェラーリ関連イベント(欧州) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)
2015年4月のリュック・フェラーリ関連イベント(欧州&日本)(4月15日追加) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)
2015年3月のリュック・フェラーリ関連イベント(欧州&日本) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)
2015年2月のリュック・フェラーリ関連イベント(欧州&日本) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)
2015年1月のリュック・フェラーリ関連イベント(欧州・日本)(1月28日追記あり) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)