リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)

フランス現代音楽における重要な作曲家の一人である、リュック・フェラーリ(Luc Ferrari:1929~2005)に関する情報を主に日本語でお伝えします。プレスク・リヤン協会(Association Presque Rien)は彼の友人達によってパリで設立されました。現在もその精力的な活動の下で続々と彼の新しい作品や楽曲、映画、インスタレーションなどが上演されています。 なお、より詳しい情報は、associationpresquerien@gmail.comまでお問い合わせください

2020年4月のリュック・フェラーリ関連イベント(欧州)

 

全国二万五千人超のリュック・フェラーリファンのみなさま、こんばんは。

 

基本的に世界中のリュック・フェラーリに関する動向をフォローすることをメインとしている当ブログですが、新型コロナウイルス(covid-19)の世界的な流行が各地の生活全般を制限し始めていて、そのため世界各国における音楽や芸術活動が甚大な影響を受け始めています。

当ブログ読者の皆様におかれましても、どうかご自身の健康管理を十全にしていただけるようにお願いいたします。

 

 

プレスク・リヤン協会日本支局公式ブログでは、毎月冒頭にAssociation Presque Rien(プレスク・リヤン協会)本部(パリ)の公式ウェブサイト に掲載されている情報をもとに、その月、世界中で開催されているリュック・フェラーリに関連するイベントについてお届けしています。

 

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4月1日現在、予定されているイベント、コンサートなどはありません。

フランスでは現在、感染拡大を防ぐ目的によるフランス政府の決定により、外出は原則禁止、カフェやレストラン、もちろんレコード店やライブハウスなども臨時休業しているようです。

ただそんな中、インターネット上でのフリーコンサート、ネットラジオ配信などを行うことで、このコロナ禍に対するアピールを打ち出しているアーティストもいるということです。

 

 

【先月の取りこぼし&ご報告】

 

続いて、先月の月報でお届けできなかったリュック・フェラーリ周縁の動きをご紹介する「先月の取りこぼし」のコーナーです。

先月のとりこぼしは一件、3月20日モントルイユのコンセルヴァトワールで開催される予定だった「リュック・フェラーリジョン・ケージ作品演奏」です。

ピアニストのMichel Maurerさんは持病に伴うLe Souffle Continuの「パースペクティブ出版記念イベント」での演奏とりやめに引き続いての今回の中止となりました。非常に残念ですが、次回はより充実したコンサートになることでしょう。

 

一刻も早く、新型コロナによるこの悲劇が終焉して、安全に暮らせる日々がくることを願ってやみません。

 

 

【関連過去記事】

 

2020年3月のリュック・フェラーリ関連イベント(欧州) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)

 

2020年2月のリュック・フェラーリ関連イベント(欧州・日本) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)

 

2020年1月のリュック・フェラーリ関連イベント(欧州) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)