リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)

フランス現代音楽における重要な作曲家の一人である、リュック・フェラーリ(Luc Ferrari:1929~2005)に関する情報を主に日本語でお伝えします。プレスク・リヤン協会(Association Presque Rien)は彼の友人達によってパリで設立されました。現在もその精力的な活動の下で続々と彼の新しい作品や楽曲、映画、インスタレーションなどが上演されています。 なお、より詳しい情報は、associationpresquerien@gmail.comまでお問い合わせください

2021年7月のリュック・フェラーリ関連イベント(欧州)(7月20日追記)

 

全国2万5千人超のリュック・フェラーリファンのみなさま、こんばんは。

 

プレスク・リヤン協会日本支局公式ブログでは毎月冒頭、その月開催されるリュック・フェラーリ最新情報について、フランスのAssociation Presque Rien(プレスク・リヤン協会)本部の公式ウェブサイト に掲載されている情報をもとにお届けしています。

 

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6月30日、プレスク・リヤン協会は設立15周年を迎えました。

 

2006年にリュック・フェラーリのパートナーであり、作曲家のブリュンヒルドフェラーリによって設立されて以来、Association Presque Rien(プレスク・リヤン協会)はリュック・フェラーリの意思を尊重し、彼の音楽作品の知見を広め、すべての制作物の普及に貢献すること、また協会の能力によって、現代音楽の創造をより促進することを主たる目的として活発に活動しています。

本部ウェブサイトではコンテンツもますます充実し、ここではお伝えできない映像資料、音源なども試聴できます。

 

lucferrari.com

 

 

2021年7月1日現在、公式サイトにおける今月のリュック・フェラーリインフォメーションはまだ発表されていませんが、

7月上旬のリトアニアとフランスにおける関連情報がまもなく発表されるようです。

公式ウェブサイト で情報が更新され次第お知らせする予定です。

 

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(7月20日追記)

・7月6日から17日に開催された第74回カンヌ国際映画祭。昨年はコロナ禍のために中止となりましたが、今年は無事に開催されたようです。

開催3日目となる9日の深夜上映には審査外作品の上映会も行われ、その中で

Jean-Christophe Meurisse監督によるORANGES SANGUINES (BLOODY ORANGES)が上映されました。

こちらにはリュック・フェラーリ作品からDidascaliesが使われています。

(この作品は以前「女王陛下のお気に入り (The Favourite)」でも印象的に使われていました)

 

・また7月の3日、リトアニアのOXYMORA Festivalではensemble ‘ARTISANS’による

Et tournent les sons dans la garrigue(そして音はガリーグを巡る)が演奏されました。

 

詳細は上記ウェブサイトをご覧下さい。

 

 

 

 

【関連過去記事】

プレスク・リヤン協会創設10年。 2016年6月30日。 - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)

 

 

2021年6月のリュック・フェラーリ関連イベント(欧州)(6月12日イベント等追記あり) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)

 

 

2021年5月のリュック・フェラーリ関連イベント(欧州&動画) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)

 

2021年4月のリュック・フェラーリ関連イベント(欧州) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)

 

2021年3月のリュック・フェラーリ関連イベント - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)

 

2021年2月のリュック・フェラーリ関連イベント(日本) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)

 

2021年1月のリュック・フェラーリ関連イベント(日本)(1/25追記:大阪でのコンサートの延期について) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)