２０２１年８月のリュック・フェラーリ関連情報 - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』（簡易日本語版）

全国２万５千人超のリュック・フェラーリファンのみなさま、こんばんは。

暑苦しいテレビやニュースを離れて、音楽を楽しみながら過ごす時間がますます増えました。

さて、プレスク・リヤン協会日本支局公式ブログでは毎月冒頭、その月開催されるリュック・フェラーリ最新情報について、フランスのAssociation Presque Rien(プレスク・リヤン協会)本部の公式ウェブサイトに掲載されている情報をもとにお届けしています。

フランスはバカンスシーズン真っ最中ということもあり、2021年８月1日現在、公式サイトにおける８月のリュック・フェラーリインフォメーションは発表されていません。なお、先月の追記（カンヌ映画祭とリトアニアでのコンサート）についてはこちらをご覧下さい。

７月２３日付 The GuardianのWeb版の記事等によりますと、underground musician でEdition Megoの主宰であるPeter Rehberg（ピーター・レーバーグ）氏が53歳で心臓発作のために急逝されました。

当ブログ読者の方にはEditions Megoは特に、その中のリュック・フェラーリ作品を続々と復刻してくれている傘下レーベル < Recollection GRM > でその存在をご存知の方も多いと思います。

Kassel Jaeger（カッセル・イェーガー）ことFrançois Bonnet（フランソワ・ボネ）氏のインスタグラムや、INA-GRMのツイッターでお知らせがあったようです。

アーティストとしても、またレーベルの運営者としても透徹の意識をもって、その創造的な活動で音楽の可能性をますます展張させておられた最中の訃報だけに、そのあまりにも早すぎる死が惜しまれてなりません。

より多くの方に、Peter Rehberg氏の作品を知っていただいて、具体的な創造力の豊饒さに満ちた彼の魅力を感じていただけたらと思います。