全国二万五千人のリュック・フェラーリファンのみなさま、こんばんは。
今日は先日ちょっとだけお知らせした、ドイツで現在進行中のリュック・フェラーリ作品のプロジェクト”Jounal Intime”の模様がYouTubeにアップされているので簡単に紹介しつつお知らせします。
▶ CN Trailer Final 1 - YouTube←再生はココから
▶ CN Trailer Final 1 - YouTube
"Jounal Intime"(日記)はリュック・フェラーリ1980~82年の作品(音楽劇)で、1982年と1989年にパリの近代美術館とフィリップ・アドリアンPhilipe Adrian の劇場で上演されました。
全編リュック・フェラーリによって書き下ろされたこの作品は、大人のエロティシズムに溢れながらもユーモアたっぷりの作品となっています。
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今回ドイツの意欲的なレーベル、TESTKLANGTestklangが企画制作するこの作品はプレスク・リヤン協会本部のホームページLUC FERRARIならびに当ブログの3月のスケジュールでもお伝えしたように、既に録音が今年の二月、パリの“La Muse en Circuit”(「回路の詩神」協会)で行われました。
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キャストは当時出演したムーラン・ルージュの歌姫リゼット・マリドールLisette Malidor や先日来日したサラ・マリア・サンSarah Maria Sun、またピアノに昨年東京でリュック・フェラーリ作品を演奏した中村麗の他、リュック・フェラーリの作品になじみの深いエリーズ・キャロンElise caron、そしてブリュンヒルド・フェラーリといった相当豪華な組み合わせになっているようです。
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さらにDVDではこの作品のメイキング映像までも組み込まれる模様で、この6分ほどの短い予告編でもフェラーリ邸のコレクションやアトリエ・ポスト・ビリッヒなどで撮影されたとみられる映像がいくつか使用されていますし、またクレジットには当プレスク・リヤン協会(Association Presque Rien )の名前も入っております。
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予告編を見る限りでは発売日や出版状況などの詳細な内容はまだ明らかになっていないようです。
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“La Muse en Circuit”(「回路の詩神」協会)のヴィルフリード・ヴェンツレンWilfried Wendling 会長とローラン・コドゥルLaurent Codoul 技術部長、ブリュンヒルド・フェラーリに英語で企画意図を説明するTESTKLANGのプロデューサー、マーク・トリッチュラーMarc Tritschler の画面から漂ってくる熱意には並々ならぬものを感じますね。
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独仏英語での制作の上に日本人ピアニストが絡むリュック・フェラーリ作品、というこの企画は日本でも今後、たくさんの注目を集めることになっていくと思います。
今お届けできる情報は以上ですが、また引き続き新しい情報が入り次第お届けしたいと思います。
ぜひぜひたくさんの方にこのYoutubeをご覧戴ければと思いますし、ちょっと見つけにくいこの素っ気ないタイトルの再生回数がドーンと伸びることは、この作品への注目度を高めることにもつながっていくと思います。
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どうかよろしくお願いいたします。
【関連過去記事】
2014年3月のリュック・フェラーリ関連イベント(欧州&日本) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)
中村麗「リュック・フェラーリの曲「Und So Weiter」との出会い」 - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)