全国二万五千人超のリュック・フェラーリファンのみなさま、こんばんは。
ひましに秋の深まりを感じる10月。例年に比べ台風が少なめでとてもありがたく感じますが、気を緩めるにはまだ少し早いかもですね。
さて、プレスク・リヤン協会日本支局公式ブログでは、毎月冒頭にAssociation Presque Rien(プレスク・リヤン協会)本部(パリ)の公式ウェブサイト に掲載されている情報をもとに、その月の世界中のリュック・フェラーリに関連するトピックをご紹介しています。
2020年10月2日現在、今月予定されているリュック・フェラーリ関連のイベントはありませんが、関連トピックを2つご紹介します。
まずひとつめ。
Transversales Disquesから好評発売中のフェラーリの秘蔵未発表音源”Photophonie”。何度聞いてもまたもう一度最初からききたくなるような、飽きのこないとても気持ちのよい作品です。レコードだけでの発売だったこの作品が、ついにbandcampに登場しました。
ふたつめは
ポーランドの伝統的な音楽雑誌 ”Ruch muzyczny”でBrunhild Ferrari & Jim O’Rourke <Le Piano Englouti >(Black Truffle)が取り上げられ、Piotr Tkaczによるすてきなレビューが掲載されました。
フランス語版(翻訳)はこちら(翻訳アプリなどでお楽しみください)
着想やマスタリングの素晴らしさもさることながら、脂の乗り切った音楽家ふたりによる深い味わいのコラボレーション作品。こちらも現在デジタル版がbandcampで購入できます。
【先月の取りこぼし&ご報告】
続いて、先月の月報 でお届けできなかったリュック・フェラーリ周縁の動きや注目トピックなどをご紹介していく「先月の取りこぼし」のコーナーです。
今月の取りこぼしは2件。
・まずフランスのグラン・テスト地域圏のゲブヴィレール において9月19日の午後、二回にわたって
<Petite symphonie intuitive pour un paysage de printemps>が演奏されました。
このイベントはヨーロッパ文化遺産の日 と関連したもので、GRMがFestival Musicaと提携して開催したイベントMultiphonies 2020-2021のイベントの一環としてセレクトされたものです。
14世紀に建てられたとされる修道院のゴシック様式の教会の身廊は、ヨーロッパで最も優れた音響学で有名だそうです。
・同じく9月20日にも、上記と同じMultiphonies 2020-2021の一環としてストラスブール にあるサン・ポール教会で<Tête et queue du dragon>が演奏されました。
9月6日、ラジオフランス(France Musique)のL’Expérimentalにおいて7月に急逝したDavid Jisse ( Président de l'Association PRESQUE RIEN ) ダヴィッド・ジス氏(プレスク・リヤン協会会長)の追悼プログラムDocumentaire : "Hommage à David Jisse »が放送されました。
【関連過去記事】
2020年9月のリュック・フェラーリ関連イベント(含む関連情報) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)
2020年8月のリュック・フェラーリ関連イベント(含む関連情報) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)
2020年7月のリュック・フェラーリ関連イベント(含む関連情報) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)
2020年6月のリュック・フェラーリ関連イベント - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)
2020年5月のリュック・フェラーリ関連イベント(欧州) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)
2020年4月のリュック・フェラーリ関連イベント(欧州) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)
2020年3月のリュック・フェラーリ関連イベント(欧州) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)
2020年2月のリュック・フェラーリ関連イベント(欧州・日本) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)
2020年1月のリュック・フェラーリ関連イベント(欧州) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)