リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)

フランス現代音楽における重要な作曲家の一人である、リュック・フェラーリ(Luc Ferrari:1929~2005)に関する情報を主に日本語でお伝えします。プレスク・リヤン協会(Association Presque Rien)は彼の友人達によってパリで設立されました。現在もその精力的な活動の下で続々と彼の新しい作品や楽曲、映画、インスタレーションなどが上演されています。 なお、より詳しい情報は、associationpresquerien@gmail.comまでお問い合わせください

2021年2月のリュック・フェラーリ関連イベント(日本)

全国2万5千人超のリュック・フェラーリファンのみなさま、こんばんは。

 

疫鬼を払うとされる豆まきの追儺(ついな)にも力の入る今年の節分は2月2日。2日になるのは124年ぶりで、今年からは4年おきに2月2日が節分になるようです。暦の上では明日3日が立春となります。

 

さて、プレスク・リヤン協会日本支局公式ブログでは毎月冒頭、その月開催されるリュック・フェラーリ最新情報を、フランスのAssociation Presque Rien(プレスク・リヤン協会)本部の公式ウェブサイト に掲載されている情報をもとにお届けしています。

 

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今月はコンサート情報が一件。

今週末、リュック・フェラーリ生誕日の翌日となる2月6日(土)東京オペラシティリサイタルホールにおいて、アンサンブル・ノマドによる第71回定期演奏会ともに生きるvol.3 境界の彼方」が開催されます。

 

このコンサートではリュック・フェラーリ「トートロゴス3」が2つのバージョンで演奏されます。

 

このコンサートに関連し、アンサンブル・ノマドの音楽監督の佐藤紀雄さんに、作曲家の渡辺愛さんがインタビュー してくださいました。

 

association-presquerien.hatenablog.com

 

1970年代から現在まで、約40年にわたるリュック・フェラーリと彼の作品への思いと関係について、また今回のコンサートについて佐藤紀雄さんに語っていただいた貴重なインタビューです。

 

 

 

 

【先月のとりこぼし&関連情報紹介】

 

続いて先月の月報でお届けできなかったリュック・フェラーリ周縁の動きや注目トピックなどをご紹介していく「先月の取りこぼし」のコーナーです。

今月は先月の取りこぼしがなかったため、関連情報をお届けします。

(1月28日の豊中市立文化芸術センター(大阪)での<TOYONAKA ARTS TRIBE #4 TRANCE MUSIC FESTIVAL 2021 -SENSATIONS->は、来年2022年1月22日に延期となりました、詳細は先月の月報の追記をご確認ください)

 

1) フランスの気鋭の楽譜出版社 Maison ONA リュック・フェラーリピアノ曲「DIDASCALIES 2」の楽譜を発売開始しました。

Luc Ferrari - Didascalies 2 (2010, Vinyl) | Discogs

ぜひMaison ONA のサイトをチェックしてみてください。

 

 

2)先日DOMMUNE菊地成孔さんでかかったリュック・フェラーリ<Patajaslocha>からの一曲<CHA-CHA-CHA>はこちらのCDに収録されています。

www.discogs.com

 

【関連情報】

 

2021年1月のリュック・フェラーリ関連イベント(日本)(1/25追記:大阪でのコンサートの延期について) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)