フランスの現代音楽作曲家リュック・フェラーリの録音アーカイブスを使用して創作された芸術作品で競われる国際コンクール『プレスク・リヤン賞2015』の審査が先日パリ11区にあるプレスク・リヤン協会本部で6人の審査員によって行われ、梅沢英樹さんの” Le Néant ”が日本人として初となるプレスク・リヤン賞2015を受賞しました!
今回のプレスク・リヤン賞2015も前回同様ヨーロッパを中心にロシア、ブラジル等世界各地からさまざまな形式の応募作品が集まり、日本からも多くの方が意欲的な作品を出品されていました。
前回のプレスク・リヤン賞2013では日本から佐藤亜矢子さんの"small stroll"が3位に選出されており、最終選考にも多数の日本人作曲家やアーティストが残りましたが、今回プレスク・リヤン賞2015を梅沢さんが獲得されたことで、日本からの芸術作品がまたひとつ世界に認められたということになります。
梅沢さんには賞金2000ユーロが贈呈されます。
ではここでプレスク・リヤン協会からの公式発表を一部転載します。
Prix Presque Rien 2015
Hideki Umezawa
Pour sa composition
” Le Néant ”
Deux Mentions Spéciales ont été attribuées à
Lisandro Barbato
pour " To bee or not to bee "
et
Johannes S. Sistermanns
pour " Passage_vertical_Paysage "
次席にはLisandro Barbatoさん(スイス)の " To bee or not to bee "、そしてJohannes Sistermannsさん(ドイツ)の "Passage_vertical_Paysage "が選ばれています。
また今回の審査員注目作などは今後プレスク・リヤン協会本部のウェブサイトに掲示される他、当ブログでもお伝えしていく予定です。
(なお今回の応募者にはプレスク・リヤン協会日本支局よりアンケートを送付しています。ぜひともご協力をお願いいたします)
とりあえず速報でした。
また今後のコンサートなどの情報は当ブログならびにプレスク・リヤン協会日本支局の公式Twitter、そしてプレスク・リヤン協会本部ウェブサイトにて発信されます。
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