全国2万5千人超のリュック・フェラーリファンのみなさま、こんばんは。
急遽お知らせしたいニュースが入ってきました!
https://www.billetweb.fr/carte-blanche-brunhild-ferrari
日本時間2024年11月16日午前4時(フランス時間11月15日午後8時)よりパリ郊外アルフォールビルの“La Muse en Circuit”(「回路の詩神」協会)で コンサート <CARTE BLANCHE À BRUNHILD FERRARI >が開催されます。
2024年4月にニューヨークのGPSにて開催されたイベント< ルーク・フォウラーとダヴィッド・グラブスがブリュンヒルド・フェラーリの仕事を顕彰する> LUKE FOWLER & DAVID GRUBBS CELEBRATE THE WORK OF BRUNHILD FERRARI GPS NY) がその企画を欧州に上陸させて開催するコンサートです。初日はフランス、そして翌日にはベルギーブリュッセルの les ateliers claus で開催されます。
気になるプログラムですが、両日とも、ルーク・フォウラーによるブリュンヒルド・フェラーリを主題にした2本のフィルム N'importe quoi (pour Brunhild) (2023, 9 min) 、および N'importe quoi (2024, 11 min)の上映、そしてルーク・フォウラーとダヴィッド・グラブス(とブリュンヒルド・フェラーリのサウンド提供)による協働パフォーマンス、そしてブリュンヒルド・フェラーリによるBrumes du réveil の演奏が予定されています。
現地での予約はすでに満員ということで、当日のチケット発売は空席待ちによるそうです。
寡作ながらも、非常にクオリティの高い新作を着実に発表し続けるブリュンヒルド・フェラーリの最新作が待たれます。
リュック・フェラーリ作品の最新情報については こちらから ご覧ください(英仏語)。
以上、速報でした。
ブリュンヒルド・フェラーリ( BRUNHILD FERRARI )
ドイツ出身。リュック・フェラーリのパートナー、協働作業者であり、作曲家。
シェフェールらとGRMおよびGRIで働き、一時期は翻訳者としても活動。器楽曲を除くフェラーリ作品の多数に協働作業者、出演者として関わる。また、フェラーリが創設した「回路の詩神La muse en circuit」の共同設立者の一人である。
2005年のフェラーリ没後はその継承者として、すべてのフェラーリ作品の上演に関する支援、またアーカイブスの管理を行うプレスク・リヤン協会(Association Presque Rien)を2006年に創立。
さらに彼の膨大な録音アーカイブの一部を開放し、次世代の創造的芸術作品に発展させる非常にユニークなコンクール「Prix presque rien (プレスク・リヤン賞)」を10年に渡って主宰、出版するなど、多方面に彼の芸術的遺伝子を継承させるべく尽力してきた。
フェラーリとの協働作品はその一部が既にリリースされている他、縦横無尽に世界各国のアーティストと交流し、近年ではレコードやラジオ、また彼女を題材としたドキュメンタリーが制作されるなど、今なお活躍の場を広げている。