全国2万5千人超のリュック・フェラーリファンのみなさま、こんばんは。
当プレスク・リヤン協会日本支局公式ブログでは毎月冒頭、その月開催されるリュック・フェラーリ最新情報を、フランスのAssociation Presque Rien(プレスク・リヤン協会)本部の公式ウェブサイト に掲載されている情報をもとに、日本語でお届けしています。
2022年6月5日現在、1件の新しいプログラムが公式サイトに掲載されています。
2019年のアイルランドでのリュック・フェラーリ演奏などで当サイトではおなじみのMahan Esfahaniが6月12日、アメリカのメリーランド州ボルチモアにあるジョンズ・ホプキンス大学でリュック・フェラーリ作品、チェンバロとテープのための共同プログラム< Programme commun pour clavecin et bande>(1972)を演奏します。
ジョンズ・ホプキンス大学は2020年以降、世界中の新型コロナ感染症(Covid-19)の統計を行なっていることで、ご存知の方も多いと思います。
さて、いよいよついに、ブリュンヒルド・フェラーリとクリストフ・ヒーマンの二人によるコラボレーション作品が間もなく発売されるようです。現在いくつかのサイトで予約が始まっています。
ジャケットデザインはブリュンヒルド・フェラーリの父ヴォルフガング・マイヤー=トルミン 作品からのものとのことです。
・Brunhild Ferrari, Christoph Heemann - Sturmische Ruhe (LP)meditations.jp
ブリュンヒルド・フェラーリとジム・オルークによる名作<Le Piano Englouti | Brunhild Ferrari & Jim O'Rourke >でも知られるBlack Truffle Records から発売されます。オーレン・アンバーチ主催によるBlack TruffleレーベルはBandcamp上でもとても興味深いアーティスト作品を多数発表しています。
続いて、<先月のとりこぼし>です。
先月のとりこぼしは一件。
5月25日にドイツ・ミュンヘンで開催された<DER STURM>でのバレエ作品で、ヘンデル、ショパンとともにリュック・フェラーリ<Didascalies>が使用されました。
プレスク・リヤン協会本部のウェブサイトでは、随時最新情報やアーカイブを更新しています。英語仏語に加えて日本語でのお知らせも加わっています。
最後になりましたが、
2019年のロンドンCafe OTOとClose Up Cinemaで8日間に渡って開催された<リュック・フェラーリ生誕90周年記念フェスティバル>の模様が一部、Cafe OTOのサイトで公開されています。今日はその中からÁINE O'DWYER & GRAHAM LAMBKIN による<UNHEIMLICH SCHÖN>を。
(敬称略)