全国二万五千人超のリュック・フェラーリファンのみなさま、こんばんは。
9月24日と10月2日のプレスク・リヤン賞 コンサートを皮切りに、10月のブリュンヒルド・フェラーリさんの来日イベントとコンサートのお知らせがメインになっております当ブログですが、今日は毎月の恒例企画「リュック・フェラーリの『ダンボール箱からひとつぼし』」をお届けします。
この企画は先日フランスで発見されたリュック・フェラーリの個人レコード・コレクション(「段ボール箱から救われたアーカイブス」”Les Archives Sauvées des Boîte en Carton Ondulé”)から デタラメに 完全無作為に抽出された1枚を紹介し、「私もこれ持ってる!」とか「リュック・フェラーリって、こんなの聞いてたの?」など、美味しくお酒をレコードを聞いていただくための企画です。(この名称の元ネタはもちろん、TOKYO FMの山下達郎さんの『サンデーソングブック』の名物コーナーである「棚からひとつかみ」からパクリ に触発されたタイトルです)
(なお、このコーナーでは「ぼくならもっと面白く書ける!」「私ならもっと詳しく書ける!」という方を大募集しております。ご興味のある方はぜひ当ブログまでご連絡ください)
さて、本日紹介するレコードはこちら。
ずばり”FERRARI”です。
イタリアのバンドかと思いきや、オランダのバンドでした。
フェラーリはオランダのHeusden (vestingstad)発のバンドとして1965年に”ウィリー・フェラーリと(ロックン・)ローラー(ズ)(Willie Ferrari and The Rollers')”としてデビューし、67年に” FERRARI ”と改称。
70年に出したこの”a sunny day”がスマッシュ・ヒットになりましたが、特に75年にCBSと契約してから80年に解散するまでは欧州を中心にヒット曲を飛ばし、2000年には一度復活も果たしたようです。
レコード屋でリュック・フェラーリがフェラーリを選んでそれを買った店員さんの名前がまたフェラーリで……なんて落語のような、いや、逸話的オチがあればいいなぁと思ったのですが、パリ本部からもらった注釈では「友人からのプレゼントだったが、本人もジャケットを面白がって聴いていた」となっていました。
では、今日はそんな「リュックではない方の」Ferrariのこのシングルから1曲ご紹介します。
ちょっと秋のひだまりっぽいナンバーですね。
それでは、また来月の「リュック・フェラーリの「段ボールからひとつぼし」」でお会いしましょう
。
【お知らせ】
10月のブリュンヒルド夫人の来日を機に、武蔵野美術大学と同志社大学でのリュック・フェラーリ出演、監督作品の上映、またブリュンヒルド・フェラーリ夫人のコンサートが神戸の旧グッゲンハイム邸と、東京のスーパーデラックスで開催されます。
ロケーションも素晴らしい旧グッゲンハイム邸ではクリストフ・ヒーマンさんと、そしてスーパーデラックスではなんとスペシャルゲストにジム・オルークさん、オープニングにはイ・オッキョンさんを迎えてのスペシャル公演です!ぜひこの機会をお見逃しなく!
必携!リュック・フェラーリ関連イベントまとめ(2014秋版) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)
【関連過去記事】
リュック・フェラーリの「棚からひとつぼし」 - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)
リュック・フェラーリの「ダンボール箱からひとつぼし」(その2 François Beranger) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)
このプロジェクト『段ボール箱から救われたアーカイブス』”Les Archives Sauvées des Boîte en Carton Ondulé”はプレスク・リヤン協会により行われています。
プレスク・リヤン協会ではみなさまの暖かいご支援をお待ちしております。
詳しくはこちらのリンクをご参照ください。
「プレスク・リヤン協会」(Association Presque Rien)案内 - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)
「プレスク・リヤン協会への入会も更新も、とても簡単に!」 - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)