リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)

フランス現代音楽における重要な作曲家の一人である、リュック・フェラーリ(Luc Ferrari:1929~2005)に関する情報を主に日本語でお伝えします。プレスク・リヤン協会(Association Presque Rien)は彼の友人達によってパリで設立されました。現在もその精力的な活動の下で続々と彼の新しい作品や楽曲、映画、インスタレーションなどが上演されています。 なお、より詳しい情報は、associationpresquerien@gmail.comまでお問い合わせください

武蔵野美術大学におけるリュック・フェラーリ映像インスタレーション『思い出の循環』

ついに完成しました!
巨大な流線型をなすの壁面一杯の映像と、それらを取り囲むように設置された12個のスピーカー。
躊躇せず、ぜひその映像に近づいてみて下さい。
時には中央に用意してある椅子に腰掛けて、ゆっくりとその世界の中を堪能してみて下さい。
瞬く間に眼前を占める映像と、意図せぬ場所から聴こえる音響に包まれるはずです。

『思い出の循環』というタイトル同様、ラウンド型のスクリーン上に投影された映像、
そして全方向から流れる音響は、まさに「流れていく」ような感覚を引き起こします。
そんな陶酔の時間をお過ごしいただける空間を武蔵野美術大学に設置しました。

是非、体感しにいらして下さい。


場所:武蔵野美術大学12号館
期間:11月9日、10日
10日は午後16:30分より通訳つき特別講義
講師:ブリュンヒルド・フェラーリ(リュック・フェラーリ夫人、作曲家)
通訳:椎名亮輔 (同志社女子大学教授)