全国2万5千人超のリュック・フェラーリファンのみなさま、こんばんは。
早いもので一年も三分の二を越えました。現在新型コロナ禍も落ち着いているフランスではバカンスも終わって、ますます2年ぶりの平常モードへと戻りつつあるそうです。
さて、当プレスク・リヤン協会日本支局公式ブログでは毎月冒頭、その月開催されるリュック・フェラーリ最新情報を、フランスのAssociation Presque Rien(プレスク・リヤン協会)本部の公式ウェブサイト に掲載されている情報をもとに、日本語でお届けしています。
<最新ニュース>Brunhild FerrariとChristoph Heemannの最新作Stürmische Ruhe が発売されました!詳細はこちら
2022年9月1日現在、公式サイトでは2件のイベントが予告されています。
まず9月10日にロワール流域のMosnesで開催される音楽フェス<Mosnes en fête>では、ensemble PTYXによる<Et tournent les sons dans la garrigue – Réflexion sur l’écriture N°1>が演奏されます。
続いて9月15日の17:30より、パリ11区のレコードショップ<SOUFFLE CONTINU >において、Luc Ferrari ‘’Solitude Transit ’’(Transversales Disques) およびBrunhild Ferrari & Christoph Heemann ”Stürmische Ruhe”(Black Truffle)のレコ発イベントが開催されます。
当日はミニ・コンサートも予定されているようです。
一時期は日本国内で絶対品薄状態だった”Stürmische Ruhe”、少し手に入りやすくなってきたようです。音楽作品の美しさ、聞き応えはもちろん、4面に配されたブリュンヒルド・フェラーリの実父ヴォルフガング・マイヤー=トルミン のジャケットの美しさと、クリアディスクの繊細さは、モノを持つ楽しさを与えてくれます。
こちらもぜひ!
【先取り情報】
公式サイトでの発表はまだですが、リュック・フェラーリが創設した“La Muse en Circuit”(「回路の詩神」協会)が設立40周年を迎え、いよいよ9月から40周年記念イベントを行っていくようです。
中でもリュック・フェラーリ関連として注目しておきたいプログラムは、
9月9日、アルフォールビルのLa Muse en Circuitで開催される<TAUTOLOGUONS ENSEMBLE >。
l'ensemble Soundinitiativeは今回のイベントのためにリュック・フェラーリ作品の中でもレア目の6作品がフューチャーされています。
・Société VI liberté, liberté chérie
・Monologos
・À la recherche du rythme perdu
・Tautologos III
・Société Ⅰ
・J’ai tort, j’ai tort, j’ai mon très grand tort
また、9月20日から10月4日までは
同じアルフォールビルのLa Galerie Le 148(148 rue Paul Vaillant Couturier, Alfortville)で設立40周年記念展示となる<Exposition au 148>が行われます。
(参考記事:「フェラーリ地帯(ライン)」(第4回;“La Muse en Circuit”(「回路の詩神」協会) ) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版))
プレスク・リヤン協会本部のウェブサイトでは、随時最新情報やアーカイブを更新しています。英語仏語に加えて日本語でのお知らせも加わっています。ぜひチェックしてください。
【今月のとりこぼし】
世界中のリュック・フェラーリに関するあらゆる情報を網羅し、正確に発信していこうとするAssociation Presque Rien(プレスク・リヤン協会)本部の公式ウェブサイト 上で、情報のタイムラグが発生してしまった際に、取りこぼすことなくお届けする<今月のとりこぼし>のコーナーです。
先月の取りこぼしは2件。
フランスのCrestで開催されたFestival Futuraにおいて、
8月26日と27日
・Presque rien N°4 La remontée du village (1990-1998) 16’00
・Petite symphonie intuitive pour un paysage de printemps
が佐藤亜矢子さんにより演奏されました。