全国二万五千人超のリュック・フェラーリファンのみなさま、こんばんは。
2年に1度開催される、リュック・フェラーリの未発表録音アーカイブを使用して創作された全ての芸術作品によって競われる国際コンクール Prix Presque Rien (プレスク・リヤン賞)。
リュック・フェラーリ生誕90周年かつ10年目、第5回となったPrix Presque Rien2019の審査が先日、パリ11区にあるプレスク・リヤン協会本部で開催されました。
世界各国からの応募作品を、主宰のBrunhild Ferarri, 審査委員長のSilvia Maglioni & Graeme Thomsonを含む
Laurence Bouckaert
Pascale Cassagnau
Anne-Laure Chamboissier
Guillaume Contré
Pablo Cueco
Markus Gammel
Christophe Hauser
Mirtha Pozzi
Carole Rieussec
Steve Shepherd
Ryosuke Shiina
Samon Takahashi
*David Jisse
*Vincent Laubeuf
(敬称略、*はオブザーバー)
以上の審査員・オブザーバーが厳正に審査・討議した結果、
映えある
Prix Presque Rien2019 Premiers Prix (1位)を獲得したのは
・Manfredi Clemente (マンフレディ・クレメンテ)さんによる
< Un sonno che sogna di non sognare (Omaggio a Borges) >
に決定しました!おめでとうございます!
また、Prix Presque Rien2019 Deuxième prix (次席)に選出されたのは
・Hugo Grenier (ユーゴ・グルニエ)さんの
< Zéphir >
さらにPrix Presque Rien2019 Troisième prix (三席)には
・Kyohei Hayashi (林 恭平)さんの
< Tulipe Tulipe Tulipe >
が選出されました。
そして Mention Spéciale として
・Yunju MA
< Ce jour-là >
・Vincent Grimaldi
< Siesta >
の各作品が残りました。
最後に今回の審査において設けられた MENTION DÉBAT ET CONTROVERSE に
・Felix Blume
< À l’Écoute de Presque Rien >
が選出されました。
受賞された皆様、おめでとうございます!
賞の詳細ならびに受賞作視聴などについては
並びに
Prix PRESQUE RIEN 2019 - Luc Ferrari
を随時ご確認ください。
早くも来週12月13日には、パリ郊外アルフォールビルにある“La Muse en Circuit”(「回路の詩神」協会 18 rue Marcelin Berthelot, 94140 Alfortville )でプレスク・リヤン賞2019のコンサートも開催されます。入場は無料、予約推奨 info@alamuse.com まで。
(12月12日追記) 上記13日コンサート及び授賞式は現在フランスで行われているストによる交通事情を考慮し中止となりました。改めて2020年初頭に開催されます。新しい日程の発表につきましてはプレスク・リヤン協会公式ウェブサイト Programme - Luc Ferrari からご確認ください。
本日はプレスク・リヤン協会本部(パリ)からの最新情報をお届けしました。
(紹介)2011から2015までの3回分のプレスク・リヤン賞を詰め込んだ3枚組CDが現在発売中です!
【関連過去記事】
prix 2017 カテゴリーの記事一覧 - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)
prix 2015 カテゴリーの記事一覧 - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)
prix 2013 カテゴリーの記事一覧 - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)