リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)

フランス現代音楽における重要な作曲家の一人である、リュック・フェラーリ(Luc Ferrari:1929~2005)に関する情報を主に日本語でお伝えします。プレスク・リヤン協会(Association Presque Rien)は彼の友人達によってパリで設立されました。現在もその精力的な活動の下で続々と彼の新しい作品や楽曲、映画、インスタレーションなどが上演されています。 なお、より詳しい情報は、associationpresquerien@gmail.comまでお問い合わせください

1月のリュック・フェラーリ関連イベントの再まとめ(国内&フランス)

 

1月冒頭のこちらの記事を既に3回追記していたのと、新しいニュースが入ってきましたので、「再まとめ」という形で明日からのリュック・フェラーリに関連するイベントのご紹介をしておきます。

 

まず、いきなり明日1月27日(土)ですが、兵庫県芦屋市の芦屋市立美術博物館において、リュック・フェラーリもちょっとだけ登場するという、貴重な映像の上映があります。

昨年12月9日より開催されている小杉武久 音楽のピクニック展では魅力あふれる関連イベントも大いに注目されていますが、明日の上映会では若き日のリュック・フェラーリやフランソワ・ベールが登場するニュース映画も上映されるそうです。この展覧会にも関わっておられる電子音楽研究家の川崎弘二さんのツイートにご注目ください。

 

 

 

 

一方フランスではセーヌ川上流の増水に伴い、パリ市内を流れる部分の水位も大幅に上昇しており、美術館などの展示スケジュールやメトロ(地下鉄)にも影響が出ているようです。

これに伴い、先日からこちらでお伝えしていました、1月25日に予定されていた委細昌嗣さんのオルセー美術館でのイベントが延期になりました。新しい日程に関しては、以下委細さんのツイッター、またはTsuku Boshi Recordsのサイトでご確認ください。(2月11日再追記ー雪のため中止になりました)

 

 

 

 

また、前回も追記でお知らせしていましたが、パリ、メゾン・ラジオ・フランスで昨年11月に開催されたGRMのコンサートの模様が放送されています。

リュック・フェラーリ、ベルナール・パルメジアーニ、ヤニス・クセナキス、ギィ・リーベル、そしてフランソワ・ベールと、GRMにとっての歴史ともいえる人物と作品をとりあげた、とっても聞き応えのある良質なプログラムです。ぜひこちらからお楽しみください。

 

www.francemusique.fr

 

 

 

【関連過去記事】

 

2018年1月のリュック・フェラーリ関連イベント(欧州)(1月20日、再追記あり) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)