読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)

フランス現代音楽における重要な作曲家の一人である、リュック・フェラーリ(Luc Ferrari:1929~2005)に関する情報を主に日本語でお伝えします。プレスク・リヤン協会(Association Presque Rien)は彼の友人達によってパリで設立されました。現在もその精力的な活動の下で続々と彼の新しい作品や楽曲、映画、インスタレーションなどが上演されています。 なお、より詳しい情報は、associationpresquerien@gmail.comまでお問い合わせください

2015年12月のリュック・フェラーリ関連イベント(欧州ならびに日本)(12月7日:追記あり!))

 

全国二万五千人超のリュック・フェラーリファンのみなさま、こんばんは。

寒さが日増しに厳しくなってきていますが、リュック・フェラーリ没後10年の締めくくりとなる今月は、日本とフランスで身体がぽかぽか暖まりそうな素晴らしいイベントが盛りだくさんです!

 

毎月最初の記事はフランスのプレスク・リヤン協会(Association Presque Rien)本部のウェブサイトwww.lucferrari.orgに掲載されている情報から、欧州(時に日本)で行われるリュック・フェラーリのイベントや最新情報をお届けしています。

(プレスク・リヤン協会の本部のウェブサイトの” NEWS ”ページでは日本語でもニュースを読むことができます。情報の変更・更新は日本語、英仏語で随時行われていますので、最新情報を常にご確認ください)

 

12月1日現在、まだ本部ウェブサイトが更新されておりませんので、今回は12月1日時点でのプレスク・リヤン協会日本支局に届いている情報を元にしてお知らせしていきます。

f:id:presquerien:20150501184649j:plain

 

フランスではプレスク・リヤン賞の授賞式ならびにコンサートが12月11日に“La Muse en Circuit”(「回路の詩神」協会)で開催されます。

 

 

3rd Contest PRESQUE RIEN Prize

 

On December 11

at 20 :30

at

LA MUSE EN CIRCUIT

16-18 Rue Marcelin Berthelot,

94140 Alfortville

01 43 78 80 80

 

 

with the kind participation of MOTUS
and Jonathan Prager on Acousmonium

 

 

本年開催されました、プレスク・リヤン賞2015は世界中からの応募の中、梅沢英樹さんの 作曲作品"Le Néant"が獲得しました。また次席作品にはLisandro Barbato(スイス)さんの "To bee or not to bee”、そしてJohannes S. Sistermannsさん(ドイツ)の "Passage_vertical_Paysage"がそれぞれ選ばれています。

association-presquerien.hatenablog.com

 

日本では今月、リュック・フェラーリならびに作品への研究者からのアプローチとして、大きな2つのイベントが京都で開催されます。

 

まず12月19日に京都の同志社女子大学で開催される日本音楽学会西日本支部 第29回(通算380回)例会では椎名亮輔さんによる「フランス電子音楽の生成期:リュック・フェラーリ周辺の人物たちへのインタビューをめぐって」ならびに筒井はる香さんによる「ドイツにおけるヘールシュピールの発展――リュック・フェラーリ作品へのアプローチ――」という2つの研究発表があります。

椎名亮輔さんは今回、フランス電子音楽の歴史をひもとく鍵として、リュック・フェラーリの周辺人物へのインタビューを行われたようです。

また、筒井はる香さんはドイツにおけるヘールシュピールの発展についての研究を発表されます。

「ヘールシュピール」については当ブログでも企画が継続中です。

これまでに雰囲気だけで語られたり、よくわからないままに説明されることが多かったヘールシュピールについて、ようやくきちんとした方向性からのアプローチがいただけるのではないでしょうか。

また当日は昨年度プレスク・リヤン賞2015のコンサートにおいて鼎談および解説をいただいた、電子音楽研究家の川崎弘二さんによる『『武満徹電子音楽』(雑誌「アルテス」連載)における調査・研究──1950年代を中心に」という興味深い内容の講演もあります。

 

この機会にぜひご来場ください。

MSJ_WEST 2015

日  時 : 2015年12月19日(土)14時30分から

会  場 : 同志社女子大学今出川キャンパス純正館4階S402教室

アクセス : 地下鉄今出川駅(3番出口)より東へ徒歩5分

 

また同じく12月20日の15時から京都精華大学インターカレッジ・ソニックアーツ・フェスティバルの「研究会セッション4」において佐藤亜矢子さんによる「リュック・フェラーリ<<ほとんど何もない>>作品群探求にむけて」、渡辺愛さんによる「リュック・フェラーリ<<逸話的なものたち>>における逸話の構造」そして椎名亮輔さんによる「フランス電子音楽の生成期:リュック・フェラーリ周辺の人物たちへのインタビューをめぐって」という3つの研究発表が行われます。

 

さらにこの20日のコンサートでは佐藤亜矢子さん、梅沢英樹さんの作品も演奏される予定です。

会場などについての詳細はこちらから。

インターカレッジ・コンピュータ音楽ワーキング・グループ

ic.jssa.info/data/icsaf2015.pdf

 

リュック・フェラーリ没後10年の今年、世界各地でさまざまなイベントが開催されました。そのしめくくりにこのような最先端の研究発表が日本で行われることはとても嬉しく思えます。

 

【12月7日追記】

先ほど入った情報によりますと、12月9日(水曜)16:30より武蔵野美術大学12号館1階ビデオ・アトリエにおいて、「映像学科メディアアートⅢライブ・イベント『トートロゴスⅢ』」が開催されます。

さらに18時30分よりJOU、霜田誠二、クリストフ・シャルルの皆さんによる詳解もあるそうです。

TAUTOLOGOS | Facebook(アカウントなしでもご覧いただけます)

「トートロゴスⅢ」は昨年GOLとブリュンヒルドフェラーリによりル・アーブルでも演奏されましたが、演奏者とその関係性によりまったくその姿を変えてくる作品です。とても楽しみですね。

vimeo.com

 

 

 

 

プレスク・リヤン協会の年間会員の方には現在、12月9日にパリのプレスク・リヤン協会本部で開催されるプレスク・リヤン協会総会のご案内ならびに委任状をお送りしております。

昨年同様、委任状の送付をお願いいたします。

 

 

 

 

【関連過去記事】

 

 

2015年11月のリュック・フェラーリ関連イベント(欧州) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)

 

2015年10月のリュック・フェラーリ関連イベント(欧州ならびに日本) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)

 

2015年9月のリュック・フェラーリ関連イベント(欧州ならびに日本)(9月6日追記) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)

 

2015年8月のリュック・フェラーリ関連イベント(欧州) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)

 

2015年7月のリュック・フェラーリ関連イベント(欧州ならびに日本) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)

 

2015年6月のリュック・フェラーリ関連イベント(欧州) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)

 

2015年5月のリュック・フェラーリ関連イベント(欧州) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)

 

2015年4月のリュック・フェラーリ関連イベント(欧州&日本)(4月15日追加) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)

 

2015年3月のリュック・フェラーリ関連イベント(欧州&日本) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版) 

 

2015年2月のリュック・フェラーリ関連イベント(欧州&日本) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)

 

2015年1月のリュック・フェラーリ関連イベント(欧州・日本)(1月28日追記あり) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)