読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)

フランス現代音楽における重要な作曲家の一人である、リュック・フェラーリ(Luc Ferrari:1929~2005)に関する情報を主に日本語でお伝えします。プレスク・リヤン協会(Association Presque Rien)は彼の友人達によってパリで設立されました。現在もその精力的な活動の下で続々と彼の新しい作品や楽曲、映画、インスタレーションなどが上演されています。 なお、より詳しい情報は、associationpresquerien@gmail.comまでお問い合わせください

ル・アーブルのコンサートの報告です

海外イベント France

全国二万五千人超のリュック・フェラーリファンのみなさま、こんばんは。

早いもので6月も終盤を迎えつつありますが、つつがなくお過ごしですか?

 

さて今日はかなり紹介が遅れてしまったのですが、先月からご紹介している、ブリュンヒルドフェラーリとGOL(Ravi Shardja、Jean-Marcel Busson、Frédéric Rebotier、Samon Takahashi)による”Tautologos Ⅲ”のインプロヴィゼーション作品が演奏された模様を、いつものようにパリのプレスク・リヤン協会本部から送っていただいた写真とともにお伝えしていきます。

f:id:presquerien:20140527155706j:plain

 

コンサートは3月31日にマルセイユに次ぐフランス第二の港町であるル・アーブルのコンセルヴァトワール“Conservatoire Honegger"で開催されました。

ル・アーヴル - Wikipedia

f:id:presquerien:20140622200407p:plain

ル・アーブルはノルマンディー作戦から続く戦火の後、市民と建築家オーギュスト・ペレの手によってみごとに復興した街、というだけではなく、リュック・フェラーリの師であるオネゲルゆかりの地でもあります。

 

f:id:presquerien:20140622200415p:plain

また日本人には近年公開されたアキ・カウリスマキ監督の映画「ル・アーブル」やアニメ「ふしぎの海のナディア」などでご存知の方も多いと思いますが、とても残念なことに送っていただいた写真の日本語を読む限り、まだあまり日本の方がたくさんいらっしゃる感じではないようでした。

f:id:presquerien:20140401112223j:plain

ぜひたくさんの方に訪れていただきたいと思います。

f:id:presquerien:20140622200423p:plain

 

Brunhild Ferrari+GOLによる“Tautologos3”は、録音もこのル・アーブルにあるスタジオで行われました。この場所は元は軍の施設だったようですが、今は総合芸術の施設として使われているそうです。

f:id:presquerien:20140622200746p:plain

 

コンセルヴァトワール“Conservatoire Honegger"はル・アーブル駅からトラムで5分ほどの場所にあります。

場内に掲示されていたポスター

f:id:presquerien:20140331142417j:plain

 

コンサートはヨーロッパの孤高のコントラバス奏者”Paul Rogers”との共演でした。こちらもまた大変見応えのある演奏だったようです。

 

f:id:presquerien:20140622200438p:plain

 

250席ほどの場内が満席になる中、いよいよGOLとブリュンヒルドフェラーリが入場してきます。

f:id:presquerien:20140622200452p:plain

(左:Jean-Marcel Busson、右:Samon Takahashi)

f:id:presquerien:20140622200507p:plain

Frédéric Rebotier

f:id:presquerien:20140622200500p:plain

Ravi Shardja

f:id:presquerien:20140622200542p:plain

Brunhild Ferrari

 

曲は2曲、"TautologosⅢ"と”Havresac”。

しわぶきひとつない場内は一音も聴き逃すまいとするお客様の異様な緊張につつまれ、客席の目と耳がステージの上に注がれます。これだけの人に注目されてもそれを吸収し、パワーに変えて演奏するのですから、アーティストの人って本当にすごいですね。

 

緊張感を保ったままに2曲目の”Havresac”が演奏され、最後に会場は割れんばかりの拍手に包まれたということです。

f:id:presquerien:20140622200514p:plain

 

GOLが全員揃ったコンサートはかなり久々で、会場のお客様も興奮しつつ帰路につかれたということです。

 

この"TautologosⅢ"と”Havresac”はこのCDに収められています。

f:id:presquerien:20140527155615j:plain

 

最後になりましたが、大変長らくお待たせしております、プレスク・リヤン協会の会員の方には今週中にはこの作品の特別頒布についてのお知らせメールが届きますので、どうか後しばらくお待ちくださいませ。

 

【関連過去記事】

 

2014年6月のリュック・フェラーリ関連イベント(欧州および日本) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)

 

TAUTOLOGOS Ⅲが発売されますよ! - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)

 

2014年5月のリュック・フェラーリ関連イベント(欧州および日本) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)

 

 

Zicamontreuil (モントルイユ図書館) でのリュック・フェラーリの紹介 - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)

 

「プレスク・リヤン協会」(Association Presque Rien)案内 - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)

 

リュック・フェラーリの未公刊作品『階段を降りる女性』(『プレスク・リヤン協会』入会特典CD) - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)