全国2万5千人超のリュック・フェラーリファンのみなさま、こんばんは。
今日はプレスク・リヤン協会から届いた資料を下に、先日パリのCNES(フランス国立宇宙研究センター)で開催されたL'ensemble Laborintus(ラボリントス、以下同)によるリュック・フェラーリのピアノ、チェロ、バス・クラリネットのための作品”Bonjour, comment ça va?”(こんにちは、お元気?(1972~79)の上演模様をお伝えします。
会場となったCNES(フランス国立宇宙研究センター)がいったいどういうところかというのはこちら。
場所はパリのど真ん中、レ・アールのすぐ横で、ノートルダム寺院やサン・ミッシェルなどの観光地からも大変近い便利な立地です。
便利な立地を考えてか、正面にはいろいろなディスプレイがあり、宇宙への関心を誘ってくれているようです。
コンサートはこの大きな建物の中にある大ホールで開かれました。
当日のプログラムはこちら。
この写真を見る限りでは、リュック・フェラーリ作品の演奏は23時からの開演ということだったので、とてもスペシャルなプログラムだったのかと思ったのですが、メールで一緒に届いた説明では「これは単純な印刷間違いで、実は夕方から……」ということでした。
ラボリントスからこの日はHélène Breschand: harp / Sylvain Kassap: clarinets / Anaïs Moreau: violoncelloの3人が来演しました。
この日はCNESの催しである”Sidération, le festival des imaginaires spatiaux”の最終日ということもあって、会場は宇宙マニアから一般の方まで様々なお客様が来場され、この愉快な作品をたっぷり楽しんで帰られたということです。
リュック・フェラーリと宇宙というのはちょっとすぐにはイメージが結びつかないかも知れませんが、1977年にリュック・フェラーリがアラン・ブドスの映画のために作曲した”Loin de l'équilible"(バランスから遠く離れて)などを考えると、そんなに不思議なことではないのかも知れません。