リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)

フランス現代音楽における重要な作曲家の一人である、リュック・フェラーリ(Luc Ferrari:1929~2005)に関する情報を主に日本語でお伝えします。プレスク・リヤン協会(Association Presque Rien)は彼の友人達によってパリで設立されました。現在もその精力的な活動の下で続々と彼の新しい作品や楽曲、映画、インスタレーションなどが上演されています。 なお、より詳しい情報は、associationpresquerien@gmail.comまでお問い合わせください

Cycle des Souvenirs at gallely O', Milano(思い出の循環、ミラノ)

全国2万5千人超のリュック・フェラーリ、ファンの皆様、こんにちは。

今日は昨年武蔵野美術大学で公開された映像インスタレーション『思い出の循環』Cycle des Souvenirsが3月4日より5日間、ミラノ(イタリア)で上演されることになりましたので、そのお知らせです。

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Cycle des Souvenirs(思い出の循環) by Luc Ferrari

2013年3月4日~3月9日

 

gallely O'

via pastrengo 12, 20159 milano-I

t.+39 02 6682 3357    f.+39 02 3931 3654

on@on-o.org | www.on-o.org

 

なお、特別企画として、3月5日21時より、ブリュンヒルドフェラーリ女史によるコンサートもあります。

プログラム予定は以下の通りです。

 

Les Anecdotiques (2001 – 2002) – 54’

Exploitation des Concepts N° 6

Electroacoustic

 

 

Presque rien N° 1  ou Le lever du jour au bord de la mer  (Almost nothing Nr. 1orday rise at the sea side) (1967-1970) – 20

Stereo-tape electroacoustic

 

 

Tranquilles Impatiences  (Quiet Impatience) (2010) – 20’25

Electroacoustic

 

欧米ではこの『思い出の循環』は彼の没後も相当回数上演されており、またこの手の企画としてはかなりの成功をおさめているようです。

今後もまた日本で上演される機会がぜひくればと思います。ミラノでの上演の模様などが届きましたら、またお知らせしたいと思います。

 

 

(参考過去記事)

 

武蔵野美術大学特別講義 映像インスタレーション『思い出の循環』"cycle des souvenirs" 採録 - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)

 

武蔵野美術大学におけるリュック・フェラーリ映像インスタレーション『思い出の循環』 - リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)