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リュック・フェラーリの『プレスク・リヤン協会』(簡易日本語版)

フランス現代音楽における重要な作曲家の一人である、リュック・フェラーリ(Luc Ferrari:1929~2005)に関する情報を主に日本語でお伝えします。プレスク・リヤン協会(Association Presque Rien)は彼の友人達によってパリで設立されました。現在もその精力的な活動の下で続々と彼の新しい作品や楽曲、映画、インスタレーションなどが上演されています。 なお、より詳しい情報は、associationpresquerien@gmail.comまでお問い合わせください

Luc Ferrari作品との出会い 〜ビターテイストな・・・センチメンタル〜 其の2

寄稿 Others

前回の投稿から早1週間が過ぎてしまいました。前回の締めくくりが「ピンクフロイドの海賊版にしておけば良かった、、」だったので、「おいおい、じゃあリュックフェラーリの作品って面白くないのかよ!」ってなお叱りを頂く気配も漂っているので、というよりも既にお怒りの方すみません。・・ さて、以下、続きです。

なにわともあれ、私にとって衝撃的な出会いで、あまりのショックの為しばらく再生することのなかったCD「Acousmatrix 3」であるが、大学卒業してから3年後に再び聴いてみようと思った。それは1997年にフランスのGRM(GRMについての補足は後ほど)の夏期アトリエに参加することになったからである。「ミュージックコンクレートの本場に行くんだから、少しでも多くの作品を聴いておかないと」という気持ちからであった。
そして、例のフクロウの曲、、いやいや失礼、正式な曲名は「Petite Symphonie Intuitive Pour un Paysage de Printemps」。じっくりと聴いた。「あれ、こんなだったかな? なんか心地良い気がするな」と。 さらに、お酒を呑んでいる時にも聴いた。「おお、エエ感じやん。気持ちいいな〜」。そして睡眠時にも聴いた。気持ちいいから眠れるだろうと思いきや、変に音を意識して聴いてしまうために眠れない。でも、とても良い感じ。鑑賞後には爆睡してしまう。最初に聴いた時は「僕が知っているミュージックコンクレートじゃないやんか!」というバリバリの偏見でもって聴いていたのが間違いだったのだろう。偏見というのは恐ろしいのだな、とその時強く感じた。
そして、例の次の曲、ベートーベンとストラビンスキーの「strathoven」。いや、、これは、、、やはり、途中でスキップしてしまった。この曲が面白いと思えるようになるのは、更に月日が経ってからである。
3曲目「Presque rien avec filles」4曲目「Hétérozygote」は、、、「しまった、なんで聴いておかなかったんだ・・」と後悔した。

「Presque rien avec filles」「Hétérozygote」の2曲については改めて書きたいと思いますが。その前に、次回其の3は「strathoven」について書いたものをアップする予定です。今書いてますんで暫しお待ちを!(石上)